過去最大の婚活時代が到来している昨今、新しい婚活のスタイルがどんどん生まれ、結婚相談所や出会い系アプリを利用する人が増え続けています。
それは裏を返せば、「自然な恋愛から結婚できない」人が増えているということ。
そして同時に、「婚活して頑張って恋愛することに疲れている」人も増えています。
私もそうでした。
留学を決意する前は、日本で全然出会いがなく、「いいな」と思う人に出会っても、アラサーの自分に自信がなく、近づくことができない…。
日本の男性はどうやっても「可愛い」「細い」「若い」女性が好き。
どれも当てはまらない自分は、どれだけ出会いの場に出かけて行っても選んでもらえない。
それでも、自分が好きになった人と付き合いたい!妥協して結婚したくない!
もう、頑張ることに疲れたよ…(´;ω;`)
親のプレッシャーも半端ではなく、辛い日々を過ごしました。
以前の記事でも紹介しましたが、
最近、ハワイを始め海外で婚活をする日本人女性が増えています。
婚活はグローバルに行ったほうが効率が良いということに気づいた女性が、思い切って海外に進出しています。
私自身も、思い切って29歳の時にアメリカに留学を決意し、
30歳でアメリカ人男性と国際結婚することができました。
国際結婚は手続きがいろいろ面倒で難しいと言われますが、全然そんな風には感じず、とんとん拍子で結婚まで進みました。
現在は日本語を話せる優しい年下の旦那さまと、幸せな結婚生活を送っています。
男性は日本人だけだと思っていませんか?
恋愛は日本でしかできないと思っていませんか?
日本でのしがらみを捨てて、新しい気持ちで恋愛したくありませんか?
自分が「かっこいい」「好き」と思える人と結婚したくありませんか?
女性として愛された結婚生活を送りたくありませんか?
そんな日本での婚活に疲れたアラサー女性に、
私がアメリカで結婚して実感した
思い切って外国人と恋愛してみることのメリットについてお伝えしたいと思います!!
外見編
1. 可愛くなくてもいい
もしあなたが「日本でいう可愛い外見」でなくても大丈夫です。
そもそも、アメリカと日本は美に対する感覚が全然違います。
日本でモテなくてもアメリカではモテるということが往々にして有り得ます。
私自身、日本では「顔が大きい」「ぽっちゃり」「一重」でモテたことがない人生でしたが、
アメリカ人は全然そんなことは気にならないようです。
アメリカと日本では「可愛い」の基準が異なるので、今までのコンプレックスを捨てて、自信を持って恋愛をすることができます。
2. 細くなくてもいい
アメリカ人は日本のように「モデルさんのような折れそうな細さ」が可愛いとは思いません。
「健康的」なのが一番。
平均的にもともと日本人より体重が重めなので、「日本のぽっちゃり」がアメリカでは「普通(太っても痩せてもいない)」になります。
おかげで年中ダイエット生活で両親に「お前は痩せないと結婚できない」と言われ続けた私でも、体形を気にせず恋愛することができました。
もちろんアメリカ人でも細い子が好きな人はいますが、日本より断然「細さ」に対する基準は甘いでしょう。
3. 一重でもいい
日本では若い時からアイプチ生活だった一重の私。
アメリカでは一重はアジアンビューティーの証!!
今では(アメリカにはそもそもアイプチなんて売っていないので)気にせずすっぴんで生活してます。
たとえプラスにならなくとも、マイナスにはなりません。
4. オシャレじゃなくてもいい
日本人って、世界の中でもオシャレな国民性なんです。
みんなファッション雑誌を読んで勉強したりしてますよね。
ヘアースタイルも着る服も、人に会うときにはとても気を遣いますし、それで周りの人から判断されたりします。
アメリカ人はそれに比べると、悪く言うと「ダサい」。良く言うと「見た目を気にしない」国民性です。
みんな自分の好きな恰好をするのが当たり前で、「流行」とか気にしてません。
うちの旦那さんも、職場にTシャツとGパンで出勤してますし、みんなそうです。
女子にありがちな、「職場ファッション」のプレッシャーなんて皆無です。
だから、日本のような可愛い服、アメリカでは買えません。(笑)
「見た目よりも人間性」を重視されます。
5. かっこいいのジャッジが甘くなる
日本では男性から「小さい」「可愛い」ことを求められるように、女性側も日本人の男性に求めることって多いですよね。
「こんな顔が良い」という自分の中の理想もはっきりしているはず。
でも、アメリカ人や外人の顔って造りが全然違うので何が「かっこいい」のかイマイチ判断が難しいのです。
そもそも、外人ってだけでちょっとカッコよく見えたりします。
なので、海外では「この顔ならいいかも」っていう守備範囲が広くなり、恋愛しやすくなります。
6. 背が高い男性が多い
久しぶりに日本に戻ると思うこと、
それは「日本人の男性って小さい!」ということ。
アメリカ人男性の平均身長は178センチくらいで、180越えの人がごろごろいるので、
日本の男性がとても小さく見えてしまいます。
私は日本にいるとき、男性の身長の最低基準は「自分より背が10センチ以上高いこと」でしたが、結構それって難しかったです。
アメリカではそういうことを気にしなくてもいいのが嬉しかったですね。
内面・性格編
1. 気遣いができなくてもいい
日本で私が苦手だったこと、それは集団の中での気遣い。
いつも相手の気持ちを先読みしながら、気を遣って生きないといけない。
空気の読み合いの文化というか。
でもそれ、何でも意見を言うのが「良し」とされるアメリカでは必要ありません。
いつも「自分」でいることができるし、それを求められます。
もちろん社会人として当たり前の気遣いはできたほうがいいですが、日本にいるときに比べるとぐっと気が楽で生きやすいです。
2. プレッシャーが少ない、人目を気にしなくていい
日本と比べて全体的に、社会的なプレッシャーが少ないです。
「こういう見た目でないといけない」
「こういう気遣いができないといけない」
「これくらいのことができないといけない」
こういった、周りから判断されるプレッシャーをアメリカに来てからあまり感じなくなりました。
なぜなら、みんな私のことなんて気にしていないから。
自分の人生に責任を持って、自由に生きるというのがアメリカです。
3. 年齢を気にしない
アメリカでは、人に聞いてはいけないタブーがいくつかあります。
その一つが「年齢」。
日本人のように、気軽に「おいくつですか?」と聞いてはいけないのです。
なので、年齢は気にせず生きることができますし、そもそも日本人女性はアメリカ人から見ると年齢より若く見えるので有利です!
4. 国際的な視野を身に着け、小さいことにとらわれなくなる
外国人と関わったり、海外で生活する中で、いろんな新しい文化を知り、視野が広がっていきます。
日本という国で「当たり前」だと思っていたことが、とても視野の狭い考え方だったことに気付きます。
「こうじゃないといけない」と思っていたことが馬鹿馬鹿しく感じてきます。
小さいことにとらわれなくなり、考え方が豊かになり、精神的にも強くなっていきます。
5. 「外人だから」で納得できる
精神的に強くなると同時に、旦那さんへの忍耐力もよく身に付きます。
日本人同士だと「なんでこんなことも分からないの?!」「自分で気付いてよ!!」と怒ってしまうような場面でも、
外人の旦那さんだと、「まあ、外人だししょうがないか」「少しずつ覚えてもらおう」と、許しやすくなります。
私も旦那さんと時々喧嘩しますが、「よく考えるとこれは日本人的な考え方だったかな」と、怒った後で反省することがよくあります。
お互いに「違う」とこを大前提として思いやりながら付き合えることも、国際結婚のメリットですね。
6. 女性に甘くて優しいので愛を感じる
これはよく言われることですが、外人男性は基本的に女性に優しいです。
車のドアを開けてくれたり、ロマンチックなことをしてくれたり、よく抱きしめてくれたりと、行動で愛を感じることができます。
私の旦那さんも、何でもよく手伝ってくれたり、よく日本食レストランに連れて行ってくれたりと、とっても優しいです。
女性として大事に扱われ、愛される喜びを感じることができます。
収入・仕事編
1. 基本的に日本より収入は多め
日本で結婚するときにとても大事になってくるのが、彼の収入。
結婚して、子供を持って、老後のことまで考えると、本当にお金の問題が不安ですよね。
でも、アメリカ人男性と結婚すると、日本のようにそこまでお金のことを気にしなくてもいいことが多いです。
なぜなら、そもそもの平均収入が日本より多めだから。

※表は『職りんく』様よりお借りしました。
アメリカ合衆国の平均年収 … United States Census Bureau
私の旦那さんはまだ大学生で、今は二人ともバイトで生活していて生活に余裕があるわけではありません。
でももう就職先は決まっていて、「就職すれば初任給でも最低年収600万円くらいはもらえるから~」と、全然将来を不安に思っている様子はありません。
このように、よっぽど仕事が見つからない…という人でなければ、お金の心配は少ないのではないかと思います。
2. 仕事が楽でストレスが少ない
旦那さんは現在インターンで働いていますが、「本当に仕事してるの?」と思うくらい楽しそうです。
仕事にはもちろん私服で行くし、仕事に行く時間も毎日まちまち。
予定があれば早く帰ってくるし、必要ならすぐ休みをとることができます。
私も大学でバイトしていますが、本当にみんな適当おおらかです。
「仕事には最低10分前に着く」なんて、日本人だけなのか?と思っちゃうくらいみんな時間にルーズ。
うっかりシフトを忘れる人も多いし、仕事中もめっちゃおしゃべりします。
でも、みんなそれをそんなに責めたりしません。自分もするかもしれないから。(笑)
「しっかりしろよ!!(;´Д`)」と思いますが、裏を返せばすっっごく楽。
こんなんでお金もらっていいのかって感じです。みんな仕事を楽しんでるし、リラックスしています。
このストレスの少なさが、結婚生活へも良い影響を与えているな~と思います。
3. 仕事も家事もしてくれる
アメリカ人の男性は、基本的に家事も育児も完全分担してくれます。
仕事が楽ということが関係しているかもしれませんが、一日働いて帰ってきてからでも、全然家事を手伝ってくれます。
むしろ、日本人妻の当たり前くらいの家事をこなすと、めちゃくちゃ感謝されます。
4. 大きな家に住める確率が高い
収入が多いこと+そもそも土地が安いことが合わさり、
日本では考えられないような大きな一軒家に住める確率が高くなります。
私たちはまだ学生ですが、1LDKの庭付き一軒家を借りて住んでいます。
家賃は月に7万円弱。めっちゃ安い!
彼の実家はもちろん持ち家で、森のような庭があり、プール付きで、車一人一台(7台)余裕で置けるドライブウェイがあります。
これって日本人の私の感覚では豪邸ですが、彼ら的には「安めの家」らしいです。
将来大きな家に住みたい人には、国際結婚は近道かもしれません。
家族付き合い編
1. 日本のような嫁・姑関係がない
アメリカ人の家族はとてもフレンドリーで、今まで特にいやな思いをしたことはありません。
お義母さんに何かを期待されていると感じたこともなく、
実家にいるときに料理なんかを「手伝います」というと、「え、いいわよ、また別の時に日本食作って!」みたいな感じ。
二人の生活のことにも、全然干渉してきません。
むしろ、「気を遣うのやめて!家族なんだから!」という感じです。
2. しきたり・常識を気にしなくていい
日本ではしきたり、常識と呼ばれる決まり事が多いですよね。
特に結婚式は大がかりでとっても大変。
向こうの両親に「こんなことも知らないの?」「常識でしょう」なんて言われるのは超ストレス!!
そんな中、アメリカは結婚式も好きなようにできて気が楽です。
私たちは教会で結婚式のあと、小さなレストランを貸し切ってみんなでご飯をたべて終わりました。
ご祝儀や引き出物の文化もありません。みんなからプレゼントもらって終わり。
海外で挙式すれば、「友人全員を誘えなくてもしょうがない」ので、招待状を送るかどうかのいざこざもありません。
3. 基本適当なのでこちらも気を遣わない
義両親含め家族みんなで食事に行きましょうということになれば、
どこで食べるのか、お店の雰囲気はどうなのか、何時にどこで集合なのかなど、
いろいろと気を遣うのが普通だと思います。
でも、アメリカ人は(最初は絶対イライラするほど)基本的に適当おおらか。
直前になって「今日何食べる?」みたいな。
誰も時間通りこない、みたいな。
向こうがいつもそんな感じなので、こちらも気を遣わなくなりました。
4. 家事や雑用はみんなで分担
彼の実家にいる時、私はいつも「あ、これやったほうがいいかな」「あ、今手伝ったほうがいいかな」と、いつもアンテナを巡らしていました。
でも、アメリカでは「嫁がよく働くことが良いことだ」という文化はなく、
基本的に「できる人がやればいい」「やりたい人がやればいい」という考え方。
彼にもよく、「手伝ってって言われたらやればいいんだよ」と言われ、今では本当に実家でリラックスできるようになりました。
料理を私が作ったら誰かが片づけてくれたり、みんなが片づけしてても疲れてる時は手伝わなかったり。
それでプレッシャーを感じることもありません。本当に自由です。
子育て編
1. ハーフの子供は可愛い&可愛がられる
私は自分が美人ではなく一重なので、旦那さんの二重や鼻の高さ、髪の色なんかが子供に遺伝してくれることをとっても楽しみにしています。(笑)
逆に、旦那さんの家族はアジアンベイビーが可愛いと言って、私に似ることを期待しているようです。(笑)
2. 旦那さんももちろん参加
子育てはもちろん、夫婦でやるもの。
必要なら会社を休んででも、育児を手伝うのが当たり前です。
3. 出産や育児休暇をとりやすい
こういう休暇体制が整っているのも嬉しいところ。
出産、育児のために何か月も休みをとることができます。
旦那さんも、長期休暇をとることが可能です。
それでプレッシャーを感じたり、罪悪感を感じることもありません。
4. 日本のようにルールにしばられない学校生活
子供が小学校や中学校に通い始めた時に、私が心配なのは日本のガッチガチの学校生活でした。
決まった制服、みんな足並みをそろえなければいけない文化、受験戦争…。
私はつらい思い出がたくさんあるので、アメリカののびのびとした自由な校風のほうがいいなぁと思っています。
5. バイリンガルに育てることができる
子供が日本語と英語のバイリンガルになってくれれば…。
そんな風に思うお母さんは多いはず。
国際結婚は、きちんと意識すれば高い確率で子供をバイリンガルに育てることができます。
日本でも海外でも、どこで働いても二か国語話せるというのは将来強みになります。
何より、英語ペラペラの子供、かっこいいですよね!!!(笑)
まとめ
今回は、日本での婚活に疲れている女性たちを後押ししたいという思いで、
国際結婚の良いところだけに注目してまとめてみました。
もちろん、当たり前ですが日本人同士で結婚するより苦労することもあります。
言葉の壁、すれ違い、初期投資が大きい、家族や友人に会えない、ご飯が合わないetc...
でも今はちょっとだけ、デメリットよりもメリットだけを見て、
勇気を出して婚活の幅を日本の外にまで広げてみませんか??
留学までしなくても、探せばたくさん外国人と出会える場があるはずです。
時間はどんどん過ぎていくので、今この瞬間に思い切って行動してみてはいかがでしょうか(*´ω`)
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